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電波男、the work of nations,アマゾン・ドット・コムの光と影

日曜日、ひたすら本を読んだ。
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を読む。
それぞれに読み応えがあった。
電波男って、オタク男が、DQNよりもてないし不幸だって話をしているけれども、現実社会において、彼らの方が、REICHの言うシンボリック・アナリストになる可能性が高い分、DQNより高い賃金や地位を手に入れられるのではないかと思った。
REICHが、シンボリックアナリストの必須の能力としてあげる、事象の抽象化能力、体系化能力とも、オタク男の方が、高そうだ(だてに記号の海に耽溺してない)。

Qt4(GUIFrameWork)のリリースを記念して、従業員がダンスビデオを作っていた。むさい理系少年がいっぱい出てくるが、彼らはなにげに、お金がある。そして、彼らにとってそれ以上の特典が、仕事と遊びの区別がつかないという点だろう。彼らの感覚では遊んでいる(コンピュータでプログラムを書いている)、というだけでお金をもらえている感覚なのだ。そして、それは、ライシュが指摘したシンボリック・アナリストの大きな特徴の一つだ(仕事と遊びの区別が無く、大きな権限を与えられる)。
その特典の大きさは、アマゾン・ドット・コムの話を読んだ後で強く思った。一分間に3冊以上のピッキングを要求され、コンピュータによって徹底的にノルマを管理される時給900円のアルバイト達。彼らが、アマゾンの巨大な物量を支えている。でも彼らにはなんの権限も無い。従業員でビデオを作りましょうとか言う雰囲気すらない。悲惨なのは、時給900円であるよりもむしろ、なんの裁量も与えられず、壊れたら取り替えられるロボットとして扱われている点なだ。
ライシュは、国民国家を形成した「我々」という概念が、引き裂かれつつあると説くけれど、何となくその実例を見た気がした。

Category: [読書] - 2005-07-04 00:30:19

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  • この問題に関して、ダグラス・クープランドの『マイクロサーフス』という小説は必読よ。 -- okarina 2005-07-05 (火) 02:21:20
  • okarinaさん。読んでみます。 -- shiba 2005-07-06 (水) 00:14:17

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Last-modified: 2015-02-01 (日) 14:38:24 (1747d)