書評

書名オナニスト宣言一章アダムのオナニズム
副題性的欲望なんていらない!二章商品のにおい
著者金塚貞文三章商品は女性名詞
出版社青弓社四章ズボンの下の観客
五章世紀末の「ポルノトピア」
六章近親相姦ポルノのオナニズム
七章個人賃金制とオナニズムの戦略
八章性的欲望なんていらない、それが結論

今まで哲学では決して扱われることのなかったオナニズムというものをフーコーの権力論などを議論のとっかかりにして論じていく、ある意味とてつもなく挑戦的な書物です。まあ哲学界がこのような人間を相手にしないのは言わずもがなですが(と言うか露骨に馬鹿にするのですが)、それでも哲学界に挑戦を続ける彼の姿が、ドンキホーテよろしく魅力的です。(あーあ、全然書評になりませんでしたね。)


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Last-modified: 2015-02-01 (日) 14:38:23 (3366d)