[[書評]]
|書名|動きはじめた人工生命|一章|自然の生命、人工の生命|
|副題|生命へ回帰するコンピュータのゆくえ|二章|人工生命の哲学と倫理|
|著者|佐倉統|三章|結晶と生命のはざまから|
|出版社|同文書院|四章|利己的遺伝子の彼方へ|
|||五章|生命・文化・コンピュータ|
|||六章|生命体としての社会|
|||七章|自動人情の末裔たち|
|||八章|理解の拡張−人工生命は科学を再構築する|
人工生命と聞いて思い浮かべる言葉なんだろうか?本書は人工生命とその思考の基礎となる複雑系や創発についてわかりやすく述べている。初心者の人に分かり易いように人形という身近なモノを取り上げる場面がかなりある。人工生命とそれを取り巻く思想はあらゆる種類の二項対立を無化できる力を持つ物である。進化論そのものに興味がある方にお薦めの一冊である。

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