#freeze
[[Works]]

**&color(red){そんな感字};の遊び方 [#x17fa9db]
そんな感字は、日本語変換の面白さを体験するソフトウェアです。
昔あったお馬鹿なワープロを想像して貰えると良いかも知れません。
***概要 [#ce80df22]
体験者は、普通の文章と同じように、ローマ字入力で&color(red){ひらがな};を入力します。
入力された&color(red){ひらがな};は、画面上を飛び回り、他のひらがなとぶつかるとその読み仮名を持つ漢字へと強制的に変換されます。
例えば、&color(red){か};と&color(red){あ};というひらがなぶつかると、&color(red){母(かあ)};という漢字へと変換されます。
体験者は、普通に文章を打っているだけなのに、出来上がる文章は、バラバラの意味を持つ漢字へと変換されます。
***背景 [#v521e9df]
このソフトウェアの考え方に影響を与えたのは、江戸時代に作られた絵によって般若心経を著した「[[絵般若:http://www.miyagawa.com/syuha/okyo/3.html]]」(<-クリックするとどんなものか見ることが出来ます)です。絵般若の最初に、&color(red){釜};を逆さまに読ませて、「&color(red){マカ};」と読ませます(摩訶般若の最初摩訶の部分ですね)。
本来は、漢字の部分に意味のあるお経が、読み方さえ合っていれば良いだろうと言うナイスな考え方によって、大分違うものになっています(この当時、お経が読める人はインテリだけだったのでしょう。読めないのならいっそ音で伝達しようと考えたのかもしれません)。
もう一つ、参考にしたのは、暴走族の当て字でした。例えば、&color(red){愛羅武憂};と書いて(&color(red){アイ・ラブ・ユー};)と読ませるという文化が、音と漢字の持つ意味の多重性を表しているのではないかと感じました。
そのような意味で、表そうと思った文章と変換された漢字の間の落差が面白いのではないかと考え、このようなソフトウェアを作りました。
***遊び方 [#u25846ee]
&ref(./front.png,50%);
+最初に、IMEがOFFになっているか、半角になっていることを確認する。
+青い画面をクリックする。IME
+右上の白い部分にローマ字入力で文章を入れる。
+ひらがなが中央に現れる。
+ひらがながぶつかると、その読み仮名を持つ漢字に変換され、ふらふらと上昇していく。

それでは、[[&color(red){試してみましょう};:http://shibaok.net/~shiba00/works/sonaKanji/sonaKanji.php]](要 shockwaveプラグイン)

分からないことがあったら教えて頂戴。
#comment

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS